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ライフとワークが重なる ペットを愛するデザイナー - 株式会社PETOKOTO 国井 直枝さん -

株式会社PETOKOTO(以下、PETOKOTO)は「ペットを家族として愛せる世界へ」をミッションに、フレッシュペットフードのPETOKOTO FOODS、ペットライフメディアの PETOKOTO MEDIA、保護犬猫と新しい家族のマッチングサイト OMUSUBIを提供しているスタートアップです。

同社の活躍パーソンと働く環境について、2回に分けてお届けします。
今回はデザイナーの国井さんに、現在の仕事内容やキャリアについて、リモートワークをしながらネコちゃんたちと暮らすご自宅にお邪魔して聞きました。
少しでもPETOKOTOが気になった方は、ぜひエントリーページもチェックしてみてください!

取材は感染症対策を行い、撮影時のみマスクを外しています。

株式会社PETOKOTO
国井 直枝 (クニイ ナオエ)

2019年入社。プロダクト、パッケージ、SPツール、SNS、空間デザインなどを担当。
社外では猫専門イラストレーター Coonyとして活躍、保護猫活動も行うなどPETOKOTOのミッションを体現するメンバーの一人。愛猫はミノ、ミント、ししまる。

− こんにちは。とてもステキなお家ですね!ネコちゃんたちとのリモートワークはどんな日々でしょうか?

毎朝、ネコたちにごはんをあげることから始まります。私も朝食をとり、シャワーを浴びて仕事開始です。
リモートワークができると、ネコたちの昼間の様子を知ることができます。一緒にいられる時間が長くなったので、以前よりもさらに家族と実感できるようになりました。
我が家のネコたちは昼間、眠っていることが多いですね。仕事を邪魔されることは少ないですが、キーボードに乗ってしまってslackにおかしな文字列が送られてしまったり、社内のzoomミーティング中にメンバー同士の犬猫が画面に映ったりと、ほんわかすることが起きることもあります。ペットフレンドリーな会社なので、たまに起こるそんなことにも癒やされます。
PETOKOTOはフレックスタイム制で、11-16時がコアタイム。私は19-20時に仕事を終えることが多いです。平日に動物病院に行くこともできますし、時間の使い方の自由度が高く、動物たちと快適に暮らせて、とても働きやすいです。

普段はリビングダイニングの大きなテーブルでお仕事
飼い猫のししまるがすぐそばに


− 家族であるネコちゃんたちと過ごす時間が多くてステキですね!PETOKOTOではどんな役割をされているのですか?

パッケージやカタログ、イベントブースのデザインなどPETOKOTO FOODSに関わる色々なものを幅広くデザインしています。つい最近まではインスタグラムの運用・制作もしていました!

PETOKOTO FOODSは国産の新鮮食材をメインに保存料無添加で、動物栄養学専門獣医師が開発したレシピで作ったワンちゃんのためのフレッシュペットフードです。家族である愛犬に新鮮で美味しく栄養のあるものを食べさせたい、そして健康に生きてほしい、と願う関係者の想いのこもった商品です。
パッケージデザインにもこだわりを詰め込んでいて、例えばラベルには愛犬の名前を印字し、その子専用ごはんということがわかるようにしています。アレルギーや推奨メニューがワンちゃんによって違うこともあるので、複数のワンちゃんがいるおうちには便利だと思います。

CORKはPETOKOTOの代表である大久保さんの愛犬の名前

また、裏面にグラムの目盛りをつけて、計量器を使わなくても与える食事量の目安がわかりやすいようにしています。


− ペットを飼っているからわかることがデザインにも活かされていますね!PETOKOTOに入社されたきっかけはなんだったのでしょうか?

2017年頃に「保護猫」という存在を知り、なにか力になりたいと保護猫活動のボランティア先を探していました。ただ、デザイナーという職業柄“毎週○曜日の○時に○○へ行く”という予定を作るのが難しく、写真撮影やチラシづくりなどのデザイン面でのボランティアも問い合わせしてみましたが叶いませんでした。それでも諦めずに定期的に「保護猫」「デザイン」などのキーワードで検索していたところ、PETOKOTOの求人を見つけたんです。PETOKOTOではOMUSUBIという保護犬猫の事業があり、メディア事業など他の事業の収益を運営費や登録団体への寄付に充てるエコシステムになっているので、私のPETOKOTOでの頑張りが保護犬猫の未来へつながるようになっています。私がやりたいことが仕事になるの!?と衝撃を受け、入社をし、今に至ります。


− PETOKOTOとの出会いで仕事がライフワークになったのですね!その仕事のなかでも特にワクワクしたことはなんですか?

基本的にすべての仕事が犬猫の未来へ繋がっているのでワクワクしますが、その中でも特にワクワクしたのは2022年4月に開催されたインターペットの仕事です。企画の段階から入り、“このイベントで伝えたいこと、実現したいこと”をメンバーで議論しながらブースのレイアウトや壁面デザインに落とし込んでいきました。開催前はブースがきちんと問題なく仕上がっているか、確認はしたけれどミスはないか…とドキドキでしたが、私たちの予測や目標を大きく上回る数のお客様にお越しいただきブースは大盛況。たくさんのワンちゃんが美味しそうにPETOKOTO FOODSを試食するシーンを目の当たりにして感動しました。代表をはじめ、エディターやエンジニアなどスタッフ総出で挑んだのもワクワクしました!

インターペットのブースは大盛況だった

また、その翌月の2022年5月に開催された新幹線のペット専用車両実証実験「わん!ケーション」も忘れられません。JR東日本スタートアップさんとのタッグで実現したもので、新幹線の長い歴史のなかで初めてペットと飼い主さんがケージフリーで楽しめる車両を実現することができました。私はツアーロゴやノベルティのデザインを担当しましたが、本当に大きな一歩で感慨深い仕事でした。ペット業界はまだまだ改善できることがたくさんあるので頑張り甲斐があると思っています!

わん!ケーションで新幹線旅行を楽しむご家族


− 逆に、大変なことはありますか?

スタートアップで人材リソースが少ない中、複数のプロジェクトが動いているので兼務が多いことです。私の場合はデザイナーとSNSマーケの両方をやっていたのでどちらかの繁忙期とぶつかると結構大変でした。
最初はシンプルに残業時間が増えて疲労困憊で失敗しました…(笑)次からはメンバーに相談し、チームで調整するようになりました。PETOKOTOはびっくりするほど本当に協力的なメンバーが多くて助かっています。

国井さんのお仕事を見守るミンちゃんも元保護猫


− 社外での活動も活発にされていると聞きました。

猫専門イラストレーター Coony(クーニー)として活動をしています。PETOKOTOにジョインする前から、自分にできる保護猫活動としてインスタグラムを中心に飼い主さんの猫をそっくりに描いて、収益の一部を保護猫活動に充てています保護猫の預かりボランティアもしていて、現在は5匹目を預かっています。

描いた猫がチーズケーキのパッケージに
ファミリーマートさんとのコラボ商品も


− 精力的に活動されているんですね!そんななかで、次に目指していることはなんですか?

PETOKOTO FOODSは現在、フレッシュタイプのドッグフードのみを販売しているのですが、次はキャットフードを開発予定です。良いプロダクトになるようにプロジェクトを成功させたいです!
PETOKOTOのミッションは「ペットを家族として愛せる世界へ」ですが、これはまさに私の目指すものです。ペットの食事、移動、保護など、彼らと豊かに暮らすためにできることはまだまだたくさんあります。これからもペットを愛する仲間たちと一緒に、私はデザインの力で、その世界を創っていきたいと思います。

− ありがとうございました!ネコちゃんと快適に暮らしつつ、ペットのための仕事をライフワークに重ねる国井さんがいるPETOKOTOは仲間を募集しています。
「ペットを家族として愛せる世界へ」を一緒に目指したい方は採用情報をぜひチェックしてみてください!


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