メンバーの92%が「働くことが好き」 応援しあう組織をつくるHRパーソン - ユアマイスター 中川 裕美さん -
ユアマイスター株式会社(以下、ユアマイスター)は「人々の大事なものがより大切にされる社会へ導く」をミッションに、ハウスクリーニングや靴・かばんの修理・カスタマイズなどの100以上のサービスを利用できるプラットフォーム「ユアマイスター」を提供しているスタートアップです。
同社の活躍パーソンと働く環境について、2回に分けてお届けします。
今回はHR室リーダーの中川さんに、現在の仕事内容やキャリアについてお聞きしました。
少しでもユアマイスターが気になった方は、ぜひエントリーページもチェックしてみてください!
取材は感染症対策を行い、撮影時のみマスクを外しています。
− 中川さん、よろしくお願いします!はじめに現在の中川さんの役割を教えてください。
ユアマイスターが掲げているVISION「最も応援される会社となり、日本を代表する会社となる」の実現に向け、共に働くメンバーを新しく迎え、活躍できるような環境を整えていくことがミッションです。
主に、会社のフェーズの変化や事業の拡大にむけた人材の採用や社内の制度の設計やオペレーションなどをメンバーと一緒に進めています。
ジョインした当初はとにかく人が足りなかったため、セールスやマーケ、プロダクト開発やバックオフィスなど全方位での採用に奔走していました。
おかげさまで多くの心強いメンバーが続々とジョインしてくれ、入社当時10数名だったメンバーはこの3年で110名にまで急速に増えました。
今はユアマイスターが大事にしていきたいことを大切にしつつ、拡張性の高い組織にできるよう、毎日組織の課題と向き合っています!
− 人数がすごく増えていますね。中川さんご自身がこの会社やその役割に興味を持ったきっかけはなんだったのでしょうか?
代表の星野とは学生時代からの友人で、彼に声をかけてもらったのがきっかけです。
前職でもベンチャーで採用担当をしていました。実はユアマイスターの創業当初にも、星野から声をかけてもらったのですが、当時はまだ自分のスキルや経験も足りず、貢献できる部分が少ない、と感じお断りしたんです。
その後、前職では私が入社当時100名程だった組織が約400名へと急拡大、組織文化や制度なども出来上がり、自分の業務も採用という領域において狭く深くなったタイミングで、第一子を妊娠、出産しました。復職後に自分が時間をかけてやりたいこと、成し遂げたいことはなんだろう、と考えた時「働く人みんなが誇れるワクワクする組織を自ら創り、自分の情熱を傾けたい」と思いました。
そんな想いを察知したのか(?)星野が再度「一緒に組織を作ろう」と声をかけてくれ、ユアマイスターへのジョインを決めました!
− お子さんが生まれたあとに改めて情熱を傾けられることをみつけられたのですね。そんななかユアマイスターで働いてきて、最高にワクワクしたことはなんでしたか?
ユアマイスターのメンバーの92%が「働くことが好き!」と答えてくれたことです。
昨年の会社説明資料アップデート時にとったアンケートでわかりました。
まだ何者でもなく、ほぼ未整備の組織を選んで飛び込んできてくれたメンバーに貢献しきれてないのでは、という自分のジレンマと当時は戦っていたのですが、この結果を見た時に一気に救われた気持ちになるとともに、メンバーのためにもっともっと向き合おう、とワクワクした瞬間でした。
そうして出来上がった会社説明資料がこちらです!
− どうしてそんなに高い割合でメンバーが「働くことが好き!」と答えたのでしょうか?
ユアマイスターでは「応援し、応援される」という文化が根付いているからだと思います。例えば、「応援投票」という制度をつくりましたが、それは半期に一度、全メンバーがそれぞれ最も応援していた人に投票をするというものです。
投票時にはその人がどんなVALUEを体現していたのかを選び、コメントも添えます。獲得票数が多かったメンバーの表彰はもちろんですが、評価面談では自分へおくられたコメントを見ることができます。
こうすることで、自分がどのタイミングでどんなことで応援されたのか、を実感できるような仕組みになっています。
そして、応援を実感した人は自然と自分も周りを応援するようになる、というポジティブなサイクルが回ります。こういった「応援」を具現化する仕組みを複数設計しています。
− 「応援のサイクル」すごくステキですね!逆に、大変だったことはあるのでしょうか?
入社から2年間は一人で人事・労務・総務・広報を担当していたので、業務の幅広さと自身の知見不足により対応が遅れてしまう、ということが多くありました。
− それをどう乗り越えられたのですか?
少しずつ周りを巻き込んでいくようにしました。当初はすべて一人でやらなければ、という謎の使命感にかられていたのですが、取締役の高山から「応援されているからもっと周りを頼ろう」と言ってもらい、ふっと肩の荷がおり、どんどん頼っていこう!と思えるようになりました。
具体的な例で言うと、私の入社後3ヶ月目に担当した「こども靴磨きワークショップ」の準備でのことです。
広報として、ユアマイスターのMISSIONである「人々の大事なものがより大切にされる社会へ導く」を体験してもらおうと、こどもたちがおじいちゃん・おばあちゃんの靴を磨くイベントを企画しました。
オフラインかつ地域密着型のイベントとして行いたかったため、いろいろと準備するなかで近隣の保育園や幼稚園、公民館などにチラシを置いてもらう集客方法を思いついたのですが、その時はイベント開催まであと2週間というタイミング。
外注もできず、オフィスでチラシを印刷して折って、を一人で繰り返していたところ、数名のメンバーが手伝いの声をかけてくれました。
声をかけてもらえたことで私自身が応援されていることに気が付き、そこからは「もっとみんなを巻き込もう!」と、当時いた20名ほどの全メンバーに頼んで、印刷、折り、郵送、ポスティングなどに協力してもらいました。
イベント当日は、チラシをお送りした保育園に通われていたご家族などにご参加いただき、大盛況。私自身がまさに、ユアマイスターの「応援する文化」を体感し、周りに頼ることができ、とても良い結果になりました。
また、人を巻き込んでいく、頼っていくという過程で物事の目的を言語化し伝えていく力がついてきているな、と感じています。
イベントの様子はこちら
− 本当に応援しあっているのですね。ユアマイスターで働くことが好きとみなさんが答えるのも納得です。素晴らしい組織づくりをされていますが、中川さんが次に目指していることはなんですか?
ユアマイスターのVALUEの一つである「HAPPY TRIANGLE」の実現を目指しています!これは、サービスを受けるお客さま、サービスを提供する事業者さま、そしてユアマイスターの三者全員がハッピーの正三角形を最大化する、というものです。このHAPPY TRIANGLEの実現には、ユアマイスターのメンバーが自身の仕事に誇りを持ち、楽しみ続けられる、そんな状態が肝になると考えています。
ユアマイスターのメンバーそれぞれが生き生きと働くことで、相対するお客様やメンバー自身のご家族はもちろんのこと、応援してくださっているステークホルダーの皆さん、そしてそのご家族にまで貢献できると考えているからです。
− ありがとうございました!
取材中も笑顔の多いメンバーのみなさんに囲まれていた中川さん。
とてもステキな組織づくりをされていることが伝わってきました。
そんな中川さんがいらっしゃるユアマイスターは仲間を募集しています。
ご興味ある方は採用情報をぜひチェックしてみてください!