株式会社ソラジマ(以下、ソラジマ)は「今世紀を代表するコンテンツを創る-」をミッションに、デジタル領域でのエンタメコンテンツ制作、特にカラーの縦スクロールマンガ「Webtoon（ウェブトゥーン）」に注力しているスタートアップ・スタジオです。

同社の活躍パーソンと働く環境について、2回に分けてお届けします。
今回は編集者の志賀 麗香さんに、現在の仕事内容やキャリアについてお聞きしました。
少しでもソラジマが気になった方は、ぜひエントリーページもチェックしてみてください！

取材は感染症対策を行い、撮影時のみマスクを外しています。

− いまの役割を教えてください

Webtoon編集者として、担当作品の監督兼制作進行をしています！

・連載に向けた作品立ち上げ（企画書作成、作家さまと構成固め、制作チーム結成、、、）
・制作ディレクション（脚本・ネーム・人物線画・人物着彩・背景・仕上げ等のクリエイターさまへの発注、フィードバック、検収、、、）
・チームメンバーマネジメント

が主に行っている仕事内容です。

その他、日々Webtoonを読んで勉強・分析したり、新人編集者の方の教育担当になったり…ですね。
作品としては、comicoで連載中の「逆行令嬢の復讐計画」を担当していて、2作目も夏に連載開始予定です！

− いまの会社、役割に興味を持ったきっかけはなんですか

以前はSEだったんですけれど、もともと新卒の就活時から「大好きなエンタメを仕事にしたい！」と考えていました。夢破れてSEになり、働くなかで、「やっぱり諦めきれない！」という気持ちが沸々と沸き上がってきて…後も決まらず会社を辞めニートになったんですね。

その後、当時ソラジマにいた友人から「漫画大好きなんだからWebtoonの編集やってみなよ！」と誘われて、面接・トライアルを受けて入社しました。

あのとき、訳もわからないままに「なんか面白そうだから受けてみよう」という選択をしてよかったなと思っています。

− いまの会社、役割で最高にワクワクしたことはなんでしたか

たくさんのことに、毎日ワクワクしています！

特に、クリエイターさんから原稿が上がってくるたびにワクワクしますね。「一番最初の読者」として誰よりも早く原稿を読めるというのが、編集者の特権だなと感じています。
「どんな原稿が上がってくるかな」とドキドキしながら待っていて、いざ上がってきたものが想像を超えて素敵なものだったりすると…すっごくテンション上がりますし、元気になります。編集部のみんなに自慢することも多々あります（笑）

このワクワクをたくさんの読者の方に届けたい！というのもモチベーションになっているかなと思っています。

− 逆に、大変だったことはなんでしたか

初めて担当した作品を自分の力不足で終了させてしまったことです。
たくさんの人に迷惑をかけてしまって、お金も時間も無駄にしてしまって、なんで生きているんだろうとどん底まで落ち込みました。

− それをどう乗り越えたのですか

ヒットしているWebtoonの研究、読者の方々が求めているのは何なのかを分析し、次回作に落とし込むことを徹底しました。
幸いにも素敵なクリエイターの皆さまに恵まれ、編集部の皆にもたくさんフィードバックをいただきながら、なんとか今がある…という感じです。
「ソラジマの編集者としてやるべきことは何だろう」と考えたとき、ヒット作品をつくることしかないなと思いましたし、その気持ちでとにかく動いてきました。

ソラジマは、ひとりひとりが担当作品の「最高責任者」として仕事をしています。その作品のヒットもスケジュールも終了も全てが自分の責任です。
そんな環境も、自分を後押ししてくれたのかなと思います。

− 次に目指していることはなんですか

日本発信の、世界に広がるWebtoonをつくりたいという目標があります。
ゆくゆくは、スナックカルチャーの枠を飛び越えて、読む人の心にずっと残るような作品をつくっていきたいです。

− ありがとうございました！
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