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社会課題にはどこで取り組めるの? が創業のきっかけ - 株式会社アレスグッド 松丸里歩さん -

株式会社アレスグッド(以下、アレスグッド)は、「テクノロジーで産業界のSX*を加速させる」をミッションに、社会課題解決に取り組む企業と社会課題への取り組みを軸に働く企業を選ぶ学生をつなぐプラットフォーム「エシカル就活 - ETHICAL SHUKATSU -」を運営するスタートアップです。

*SX:Sustainability Transformation(サスティナビリティー・トランスフォーメーション)

同社の活躍パーソンと働く環境について、2回に分けてお届けします。
今回はPdMの松丸さんに、現在の仕事内容やキャリアについて、おうかがいしました。
アレスグッドは鎌倉にオフィスがあります。海も近く、浜辺でもお話をきくことができました。
少しでもアレスグッドが気になった方は、ぜひエントリーページもチェックしてみてください!


株式会社アレスグッド
松丸 里歩 (マツマル リホ)

国際基督教大学社会学メジャー卒。食料問題や気候変動に関心を持ち、在学時に「トビタテ!留学Japan」を通じてロンドンへ留学。ロンドン大学ゴールドスミス校で社会学やメディア研究を学ぶ傍ら、都市の社会課題や市民活動を調査した。卒業後、青山ファーマーズマーケットでのコミュニケーションデザインや区立公園のブランディング、Webディレクションに従事した後、アレスグッドを共同創業。「エシカル就活」プロダクト設計からカスタマーサクセスを経て、プロダクトマネジメントを担当。東京デザインプレックス研究所 UI/UX総合+ブランドデザイン戦略コース修了。

− 里歩さん、こんにちは!アレスグッドを共同創業とのことですが、いまの役割はなんでしょうか?

社会課題解決に取り組む企業と学生をつなぐプラットフォーム「エシカル就活ーETHICAL SHUKATSUー」のプロダクトマネージャー(PdM)を担当しています。
2020年11月にアレスグッドを共同創業した当初から一貫してプロダクト設計に携わってきましたが、サービスローンチ後の約1年間はカスタマーサクセス(CS)部署の立ち上げをメインに担当していました。CSとして顧客の声を一番聴いていたので、その声をプロダクトの磨き込みにもっと生かしたい!という強い想いからPdMへの転身を決めました。


− 役割の変更もされているんですね!共同創業の経緯はどんなものだったのでしょうか?

「エシカル就活」というコンセプトは、CEOの勝見が発案したものでした。勝見とは「トビタテ!留学Japan」という官民協働留学奨学金プログラムの仲間で、よく情報交換をしていたのですが、彼が任意団体として「エシカル就活」をテーマにしたイベントを開催したのをきっかけにコンセプトに興味を持ちました。

その後、「エシカル就活」をWebプラットフォームとして事業化する構想を勝見から聞き、私自身の学生時代の悩みを解決するようなサービスをつくることができるとワクワクして共同創業を決意しました。

左から共同創業者でCEOの勝見さん、里歩さん、CSOの村田さん


− 「仕事を通して社会課題解決に取り組みたいけど、どの企業がそれをしているかわからない」という原体験から創業に至ったのですね。そもそも社会課題解決に取り組みたいと思われたのはなにがきっかけだったのでしょうか?

高校生の時、語学研修で滞在したカナダのホストファミリーがつくってくれた食事はおいしかったのですが、量が多く、食べ残したものを捨てているのを見てフードウェイストについて考えたのが一番最初のきっかけだったかもしれません。

大学入学後に専攻したのは社会学ですが、食と社会学に関する授業を受けたり、貧困問題に取り組む学生団体で活動したりしていました。留学先のロンドンでも食料問題や環境問題の解決に取り組む活動に参加し、卒業後は青山ファーマーズマーケットの社員として働きました。

私が普段口にしている「おいしい食べ物」の先には、フードロスや畜産の環境負荷などの社会課題があることがわかり、さらに視座を高めると気候危機のような地球規模の問題が見えてきます。それらの解決のために働きかけたいと思ったんです。

また、そんな想いをもっていても、社会課題解決を軸にした就活や企業探しに苦労しました。
だから今は、同じ想いをもつ若い世代のために「エシカル就活」をつくっています。


− ご自身も感じた同じ悩みを持つ若い世代のためのサービスづくりをされていると思いますが、今までで一番ワクワクしたことはなんですか?

「エシカル就活」のローンチ後、掲載企業様から初めて「エシカル就活を通して出会った学生の内定が決まった」と連絡をいただいたときです。ゼロから事業を立ち上げることを0→1と言いますが、ようやくその「1」に到達したように感じました。産業界のSXを加速させるための、小さくても確実な一歩を踏み出せたとワクワクしました。

− 逆に、大変だったことはなんでしたか?

企業・学生双方へのヒアリングから、サービスコンセプトに対する共感やニーズがあるのは分かっているのに、それをうまくプロダクトの機能に落とし込めないことに苦労しました。

ローンチ当初は「社会課題に関心のある学生は、エシカルな企業を見極めるのに苦労している」というペインを前提として、社会課題カテゴリー別にエシカルな企業を検索できる機能がメインフィーチャーでした。
しかし、それだと企業の概要を知った学生は「エシカル就活」から離脱して各企業の採用サイトや大手ナビサイトでエントリーをしてしまうため、掲載企業にとってはどの学生が「エシカル就活」経由なのか把握できず、双方どちらにとっても「エシカル就活ならではの価値」を感じにくい状況だったんです。

その結果、導入効果を感じられずに利用企業様がチャーンしてしまったり、学生の新規登録数が伸び悩んだりして、頭を抱えていました。


− なるほど、「エシカル就活」を使いたいと思ってもらうことに苦労されたのですね。それをどう乗り越えたのですか?

まずはチャーン理由の分析、掲載企業へのヒアリング、実際の登録ユーザーへのUXリサーチなど、企業・学生それぞれのニーズやペインを改めて深掘りしました。その際には、プロダクトチームだけでなく、CEOを含むあらゆるメンバーが合計50名以上のユーザーインタビューを行い、そのインサイトをチーム全体で共有しました。

そこで得られたインサイトをもとに、企業側のユーザー検索画面の検索軸や表示方法を変更したり、ユーザー側の企業紹介画面で社員の声を届ける項目を導入したりと、プロダクトの機能追加やUXの改善を行いました。あわせて、CSのサポート内容や学生へのアプローチ方法もアップデートしたことで、負のスパイラルを脱することができました。

まだ改善点は多く、リソースが限られた中で取り組むのはチャレンジングではありますが、そうやってone teamでPDCAを回しながら最善を模索していくプロセスはやりがいがありますね。

大変なこともチームワークで乗り越える


− どんどんサービスをアップデートされているのですね!里歩さんが次に目指していることはどんなことですか?

現在の「エシカル就活」はあくまで採用・就活プラットフォームとしての側面が強いですが、今後は社会課題版LinkedInとして、より「つながり」を重視した新機能も追加していく予定です。ビジネスを通じて社会課題解決に取り組みたい人や企業にとってmust haveなプロダクトに成長させられるよう、準備を進めていきます!


− ありがとうございました!ご自身の経験から世界を少しでも良くしようとしている、里歩さんがいるアレスグッドさんは仲間を募集しています。
ご興味ある方は採用情報をぜひチェックしてみてください!


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